無料で通話をするという方法をiOS7を中心にまとめてみた。

無料で通話をするという方法をiOS7を中心にまとめてみた。

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あまりこのブログではこういった感じの記事を書いてないのですが

あまりに無料で通話が出来るという話が飛び交っていて

祭り状態になっているので、今まで僕が実際に使ってみたり

調べて得ているあさーい知識を元に

この「無料で通話」についての情報整理とアイデアをまとめたいと思います。

無料で通話する方法とそれについての注意点

最近iOS7になってから特に話題になっているこの情報。

携帯会社に通話料を払わない=無料通話という概念で

通話する方法は以前からかなりありますが

その中でも割りと一般的なものをまとめてみました。

iOS7のFacetimeを使う方法

まずは今一番話題になっているiOS7のFacetimeを使って

音声通話のみをするという方法です。

使い方はこちらの参考リンクあたりを参考に。

【iOS 7】無料かつ超高音質で電話が出来る「FaceTimeオーディオ」がステキすぎ!【使い方解説】

今一番話題になっているのがこれ。

しかしこれの問題点はiOS7搭載のFacetimeが使えることが必須であること。

つまり、当然Androidでは使えませんのでお気をつけください。

とはいえ音声もなかなか素晴らしいですし、

DocomoでもiPhoneの発売が開始になったので

キャリアを飛び越えて無料通話が出来るのは素晴らしいですね。

通信料は当然かかります

ただ、当たり前の話ですが、パケット通信をしているので通信料がかかってしまいます。

最近はパケ・ホーダイ的なプランに入ってても

パケット通信料の上限があります。7GBとか。

普通に使っていれば7GBってそんなにいかないのですが、

当然こんな通信を通話料がかからないからといって

使いまくっていたら、当たり前のようにすぐに7GBいってしまいます。

上限を超えた場合は低速モードになったりするのですが、

低速モードになってしまったらまずこの手の音声通話は使い物にならなくなります。

さらに普段のネットもめちゃくちゃ使えなくなりますので

そうなった場合は上限制限を解除して2GBで2〜3千円の追加料金を払うことになります。

こうなってしまったら、結局無料である意味があまりなくなります。

完全無料に近づけるには

3GやLTEなどの携帯回線を使わずに、

POKET Wi-FiなどのモバイルWi-Fiや

社内や家庭で契約している固定のネット線を経由するWi-Fiをつないで

そこから通信をする場合は携帯電話でのパケットは発生しません。

モバイルWi-Fiの場合は契約によって様々ですので

完全無料とは言いがたいですが、

通常社内や家庭内の固定回線のWi-Fiなら使い放題が基本ですので

この場合は完全無料といってもいいでしょう。

こちらをうまく利用すれば完全無料を実現できます。

相手のことを考えよう

どうしても国内での携帯電話での通話の感覚になれていると

かけた側=通話料を払う人というイメージがあるので

コチラがわが無料であれば、相手も無料と思いがちです。

しかし、パケット通信はお互い発生していますので

こちらがいくらWi-Fi接続で使い放題でも

相手側がそうとは限らない、いやむしろ違うでしょうから

ちゃんと相手のことも考えてつなぐべきです。

このへんのマナーは大切にしましょう。

LINEを使っての通話

LINEは今となっては携帯電話会社(※以降キャリア)の垣根を越えて

同じ条件でメッセージを送り合うのに最適な方法として

10代を中心に、今では標準のメッセージアプリとなっています。

今ではLINEの本体もメッセージの送受信をメインに宣伝していますが

始まった当初は無料通話をかなり強く宣伝していました。

今ではLINEのユーザはかなりのもので

またiOS7のFacetimeと違って、AndroidもiOSもBlackBerryもWindows PhoneもPCですらいけるので

そういった意味ではFacetimeと比較すると格段に相手を選びません。

通話に関しては始まった当初よりも

随分と音質もよくなりましたし、最近はビデオ通話も出来るようになったので

より活用の幅が広がった印象ですね。

パケット通信費がかかるのは同じ

当然LINEもパケット通信費はかかりますので

注意点などはFacetimeと同様です。

あくまでもネット回線をふんだんに使っているので

マナーとしてはお互いが同意であることが非常に大事です。

LINE Android版

LINE BlackBerry版

LINE Windows Phone版

LINE

LINE (無料)
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Skypeという老舗

やはり音声の無料通話といえばSkypeが老舗です。

ほとんどの無料通話系はSkypeが培ってきたノウハウを元にしているといっても過言ではないでしょう。

音質もよいですし、PCにインストールしている人も多く

また各スマホOSに対応しているのもあって

音声も動画もメッセージ送受信もファイル受け渡しもグループでの会話も

なんでもいけるので、実はかなりの最強戦士です。

料金を払えば、一般回線にも電話がかけられます。

そのためにサイトなどを見に行くと

まるでSkype同士でも通話料がかかるイメージを持つ人もいて

また、本社が海外なので何となく抵抗している人も多いですね。

こちらも当然ネット通信費がかかります。

また、FacetimeやLINEと比べると

お互いがアプリを立ち上げて使う感じのイメージです。

通知を飛ばすことは出来ますが、

FacetimeやLINEと比べると、電話がかかってきても気づきづらいことも多いので

その点でいうと電話というよりは、あくまでも通信という感じがするので

結局普通に電話をしたり、他のVoIP(IP通話)になってしまうという感じがあります。

Skype Android版

Skype BlackBerry版

Skype Windows Phone版

Skype

Skype (無料)
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Viberという意外な老舗

ちょうどLINEが流行る前くらいに日本国内で

一部のスマホユーザーの中で流行っていたのがViber。

仕組みはLINEの最初の頃に近い感じです。

こちらがあまり流行っていないのは

やはりそのユーザーの少なさでしょう。

また、音質があまりよくないという評判もあり

結局そこまでのシェアは得てない状況です。

Viber Android版

Viber

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TwitterアカウントでつながるOnSay

少し面白いところではOnSayというアプリがあります。

こちらはお互いがこのアプリを入れていて、

Twitterを相互フォローしていれば通話が出来ます。

他のIDやアカウントを教える必要がないので

このへんはとっても便利です。

最初はiOS版しかありませんでしたが、現在はAndroid版もあります。

OnSay Android版

OnSay for Twitter

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忘れちゃいけないcomm

LINEのブームに追いつけとDeNAが参入してきたのが『comm』。

吉高由里子さんのCMでの起用など一気に話題になりましたが

現状あまり利用者がいないのが少し残念なところ。

こちらも基本的な使い方は同じです。

最近はDeNAらしくトーク画面上でポーカーなどが出来るということを

売りにして独自路線を気づこうとしています。

無料通話であるところは同じです。

comm(コム) Android版

グループ通話といえばカカオトーク

LINEと同時期に参入してきたものの

スタンプの豊富さで最初遅れをとったために苦戦を強いられているカカオ。

現在はYahoo!Japanが手がけています。

こちらのメインの売りはグループ通話。

グループ通話の場合は混線したり、同時には通話できないものも多い中

こちらのカカオトークは割りと綺麗にグループでの同時通話が可能なのが売りです。

またLINEと同様にBlackBerry版やWindouw Phone版も出して、端末を選ばないのを売りにしています。

これは非常にありがたいところ。

カカオトーク アンドロイド版

カカオトーク BlackBerry版

カカオトーク Widows Phone版

他にもいっぱいありますよ

この手の音声通話アプリはこれ以外にもいっぱいあります。

Reengoとかも一時期ちょっと流行りました。

今ではLINEとカカオとSkypeあたりで落ち着いている感はあります。

どのアプリも結局通信費はかかりますので

そこに関する注意点はFacetimeのところに書いたとおりです。

結局、携帯電話会社の音声通話はなくなるの?

これは僕の個人的見解ですが、

個人的にはもう最近はVoIPの影響はないと思っています。

というのも、SkypeやLINEで無料通話を楽しみ出したあたりから

携帯キャリアが始めたのが通信の上限設定。

つまりキャリアはそれなりに対策はしていますし、

やはりVoIPは通常の電話と比べると不便さが多少あります。

その1:相手を選ぶ

当然アプリのインストールは必須です。

アプリが入っていないとそもそも出来ないです。

みんながみんな全てのアプリを入れているなんてことはないでしょう。

その2:音質面の問題

以前に比べると非常にクリアになりましたが

アプリによっては未だイマイチなものもあります。

またネット回線を通じてなので、

回線速度などに問題が生じたい場合は当然影響を受けます。

その3:遅延の問題

これも以前に比べると随分よくなりましたが

どうしても遅延が発生したりします。

まるでテレビの衛星中継のような状態。

いっこく堂さんの「あれ?声が・・・」ってやつな感じですね。

どうしてもこれが発生すると会話になりません。

携帯電話会社も色々やっている

当然通話料はメインの収入源ですから

携帯電話会社も色々やっています。

同じキャリア同士だと通話料がタダになる仕組みは

SoftBankが初めて他社も追随しています。

これを使って無料で通話するのが、やはりいちばん安定しています。

最近は通話前に聞こえる特定のお知らせ音で

どこの携帯キャリアにかけているかの識別も出来ますので

これを使うのが何気に一番いいでしょう。

ただし、いちいち考えなくちゃいけないのが面倒という人は

VoIPを使うのもいいと思います。

ただし、注意点に関しては相手も通信が発生するというところ。

これは携帯電話提供の番号での通話とは違うところです。

今後の音声通話とVoIP

かつての代表選手であったSkypeは現在Facebookの傘下です。

Facebookにも音声通話機能が搭載されるという話が既に出回っていますが、

例えばGoogle+のハングアウトや音声チャットのように

SNSを通じてのVoIPがメインになっていくのは間違いないでしょう。

LINEのようにVoIPからSNSへ参入したケースも同じくです。

今後のVoIPは飛躍的に音質、遅延問題も解決して

どんどんよくなっていくことが考えられますが

個人的には十数桁の番号をかけることで繋がる

電話番号での通話はまだしばらくはなくならないと考えています。

実際に携帯電話がここまで普及しても

固定電話や電話ボックスは未だなくなりませんので

まず固定電話という存在が消滅したのちは

携帯電話の電話番号というものが

あくまでもIDナンバーという存在になる可能性はあるでしょう。

なにわともあれ楽しみましょう

既に携帯電話会社が対策をとってくれているので

僕らは大手をふってVoIPを使っていいということです。

主要な音声アプリをまずはインストールして

友人の会話を文字だけじゃなく

息遣いまで聴こえてくる音声での会話を楽しむのもいいでしょう。

声でしか伝わらないコミュニケーションもあります。

声を聴いて逢いたくなったら

あいたくてあいたくて震えたら

今逢いに行きましょう。

常時系でした。