小保方さんに酷似?ヘンドリック・シェーン事件を知っていますか?

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どうも、数々の女性を記者会見に出させて泣かせてきた罪な男 @georgek5555 です。



さて、現在話題になっているSATP細胞の小保方晴子さん。

捏造なのか、どうなのかと話題になっていますが、それよりも少し前にあった科学界における有名な捏造事件をご存じですか?

天才から転落の人生、捏造の貴公子シェーン

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高度な研究で知られるベル研究所に、当時若干28歳だったヘンドリック・シェーンは雇用されます。(Jan Hendrik Schön)

彼はその後数年間いくつもの研究に携わりながら、2000年に『有機物における超電導転移温度の記録を塗り替えた』として、一躍時の人となります。

その後2001年にさらにその記録を自身で塗り替え、彼の研究成果により世界中が有機エレクトロニクスへ転換できる素晴らしい発見だと世界が湧きます。

彼は科学界の一躍時の人となり、2001年に『オットー・クルン・ウェーバーバンク賞』『ブラウンシュヴァイク賞』、2002年に『傑出した若手研究者のための材料科学技術学会賞』と次々に科学界の権威ある賞を受賞し、ノーベル賞に最も近い男と話題になりました。



そして彼の驚くべき天才ぶりはそれだけでありません。

彼の名前が共同著者として名を連ねる論文が平均すると8日に1本のベースで発表されるという異例の事態。

若くして一躍時の人となったシェーンを多くの人は素晴らしいと絶賛していました。

天才から詐欺師への転落

おぼかたはるこ 事件 真実 疑惑
ところが、彼に研究成果に疑問を持つものが徐々に現れました。

ベル研究所の中でも実験を再現して欲しいという声があったのですが、彼はドイツにある出身大学にも研究室を持っていて「もう片方の研究室で行っているため見せられない」と答えたそうです。



ところが、徐々に疑問の声がたかっていき、とうとうとある論文である二つの実験において温度がまったく違うのに、ノイズが同一であることが見つかったのだ。

『ネイチャー』の編集者からの指摘にシェーンは『誤って同一の実験グラフを提出した』と述べたそうです。

しかし、同様の疑惑が他の論文でも見つかってしまったのだ。



不正調査委員の調べで「研究ノートへの記載がない」「PC内の実験データはハードディスクの容量がきたため消去した」「実験サンプルは捨てたか、修復不能までに破損」したなどの報告やシェーンからの証言があり、最終的に論文25本に捏造の疑惑がかけられ、世紀の大発見といわれた研究結果のほとんどが捏造である可能性が極めて高いと判断されてしまいました。

共著者・共同研究者のあり方

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この事件により、共著者や共同研究者のあり方において大議論が巻き起こりました。

この事件において全ての責任がシェーンひとりにむけられたからです。

これ以降、共著や共同研究においては最新の注意を払い、さらに徹底的に不正が行われないようにつとめるようになったそうです。



果たして今回のSTAP細胞の一見はどうなのでしょうか?

シェーンの事件と確かに似ている点は多い。あくまでも似ているというだけです。



科学に関してはとても疎い筆者ですが、論文の良し悪しは抜きにして、この世紀の大発見かもしれないSTAP細胞が本当に実在するのであれば、早く証明されて研究が進むことを切に願うのみです。

ヘンドリック・シェーン事件については下記の本に詳しく書かれています。興味ある方はぜひどうぞ。

論文捏造 (中公新書ラクレ)
村松 秀
中央公論新社
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以上、ニッカンの1面写真はあまりに悪意があると激おこな紳士淑女同盟本部からお届けいたしました。

一旦スタジオにお返しいたします。

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