どうも、大学では英語を専攻していたのに全く喋れない @georgek5555 です。
そろそろ本気でもう一度英語を勉強しなおそうかと考えているほど英語が全く喋れなくなってしまった筆者だったのですが、先日ふと目にしたダンボールが気になってちょっと調べました。
英語で『リットル』って書けますか?
液体の容量を表す『リットル』。
小学生の頃に習っていらい、カタカナで書くか筆記体の『L』などを使って書くことが多いと思いますが、そういえばちゃんと英語で書いたこと無いなって感じじゃないですか?
そんな中先日こんなダンボールを見かけたんです。
あれ?誤植?
って一瞬思っちゃいました。
だってこれだと『リッター』じゃないですか。
そういえばガソリンはリッター・・・・
これは気になってウイスキーを呑むどころじゃないぞってことで少し調べたわけです。
まずはリットルの歴史から紐解いてみた
『リットル』は元々フランス語で、かつてフランスで使われていた『リトロン(litron)』を元に1793年にフランスで制定されたもの。
リトロンは日本で言えば1升とか1合とかみたいなものでしょうね。
その後1879年に国際度量衡委員会(以降CIPM)で小文字の『l』を記号とすることになって、その後何度もリットルの定義が制定されなおされて、現在は1立法デシメートル(dm3)が1リットルとなったそうです。
ちなみに世界的には大文字の『L』が小文字の『l』が使われているのですが、日本のように一部の国で筆記体のl『ℓ』が使われているそうな。
ちなみにリットルは漢字では『立』と書きますが、キロリットルは『竏』とかくそうです。なんともわかりやすい漢字ですね。
リットルとリッターの違いは?
さて、もとの話に戻りますが、リットルの正しい書き方はフランス語で『litre』です。
しかし、これ英語では国によって変わるんです。
アメリカでは『liter』、イギリスでは『litre』と主に書くそうです。
冒頭で紹介した写真はウィスキーの箱なので、本場のアメリカに習って『Liter』と書いたのでしょう。
つまり、リットルもリッターも実は同じなんですね。
ちなみに『Liter』はリッターというよりは『リーター』の方が発音が近いです。
発音記号は『’liːtər』なので、「ぅりーたー」っていう感じですかね。
これからはリットルを使おう!
ということで、リッターは完全に和製英語なので通用しないことがわかった以上、今後は間違えが少なそうな『リットル』を使った方が良さそうですね!
ガソリンスタンドでも「10リットルで!」とか「満タンリットルで!」とかって感じでリットルを使いましょう。
いや〜〜ためになったね〜〜。
以上、もう中学生になった12歳でわく落合中学校からお届けいたしました。
いったんスタジオにお返しいたします。