今日は何だかアップル絡みのニュースが多いですが、やっとのこさiCloud正式対応したiTunes10.5.1がリリースされました。
iTunes 10.5.1 の新機能
iTunes Match への対応。CD から読み込んだ音楽を含め、音楽ライブラリ全体を iCloud に保存して、iPhone、iPad、iPod touch、コンピュータ、または Apple TV でどこにいても好きなときにコレクションを楽しむことができます。
(リリースノートより)
というわけで、やっとのこさiTunes Matchへの正式対応がスタートします。
iTunes Matchというのはアップルの提供する音楽クラウドサービス。
すでに今年の6月時点で発表されていたサービスで秋にはサービス開始と宣言していました。
というわけでようやくスタートというわけですね。
ここで、「ん?」と思った方…はい、その通りです。現時点ではアメリカのみのサービスです。
日本では、色々な問題が複雑にからまりんこしてしまって、まだまだサービス開始は難しいようです。
iTunes Matchは他社の音楽クラウドサービスと違い、ユーザーの音楽ファイル自体をアップロードするのではなくiTunesライブラリをスキャンし、CDから吸い出したファイルとは別に、iTunesで販売している楽曲とマッチした楽曲はiPhone等でクラウドサービスを利用してAppleの提供する256kbpsの素敵な音をワイヤレスで楽しめるってわけです。
特にすごいのはライブラリをiTunes Storeで販売している1800万曲以上の楽曲と照合してマッチしたものは、どのようなレベルでリッピングした楽曲(レンタルCDからとか)でも、すべて256kbps AACのDRMフリー版に変換されるところ。
まあ、これが結局日本でスタートしない理由なんでしょうが。
Amazon、Googleなど先行するサービスはありますが、ファイル自体をアップロードする手間が省ける、素早く利用できるとのこと。
年間24.99ドルと、利用手数料もかなりお得。
…ま、アメリカだけですけどね。
というわけで、から騒ぎしてみました。