Canonの日本語表記は『キヤノン』が正しい。

Canonの日本語表記は『キヤノン』が正しい。


Instagram風カメラのPowerShotNが話題のCanonですが、
カタカタな表記する場合は『キャノン』ではなくて『キヤノン』が正しいのを知りました。

キヤノンの社名の歴史を振り返り

そもそもで言うと、Canonという会社は社名なり表記なりが色々と変化している会社でして、
創業時は精機光学研究所という社名で、『Kwanon』というカメラブランドを展開していました。

その後、1935年に世界に通用するブランドにしようということで
ブランド名を『Kwanon』から『Canon』という名前に変更。
こちらの単語は『聖典・規範・標準』という意味で、
『Kwanon』にも響きが似ているということで決まったそうです。

その後、1947年にブランド名だった『Canon』を社名として採用。
その際に『キヤノンカメラ株式会社』としました。
読み方は『きゃのん』なんですけど、表記はあくまでも『キヤノン』だそうです。

そもそも何で大文字なの?

ではなんで読み方と表記が違うのか?
公式ホームページによると、

なぜ「キャノン」ではなく「キヤノン」にしたかというと、全体の見た目の文字のバランスを考え、きれいに見えるようにしたからなのです。 「キャノン」では、「ャ」の上に空白が出来てしまい、穴が空いたように感じてしまうので、それを避けたのです。

とのこと。
なんと、見た目が問題という、コダワリ意外何物でもない理由。
何だかとっても好感が持てます!

それにしても、スタートが観音菩薩をモチーフにしていたというのも面白いですよね。

ひさびさにちょっと豆知識ネタでした。

キヤノンロゴ|Canonホームページ