どうも @georgek5555 です。
4/1の消費税増税がいよいよ明日に迫ってきましたが、子どものいる家庭に配られる『子育て世帯臨時特例給付金』は以前紹介しましたが、それ以外にも今回低所得者が1人1万もらえる『臨時福祉給付金』という存在をご存知ですか?
低所得者向けの臨時福祉給付金
以前紹介した『子育て世帯臨時特例給付金』はお子様がいる家庭に配られる特例の給付金でした。
今回紹介するのはそれとは別のもので、2014年4月1日の消費税増税に伴う低所得者向けの特例措置。
肝心の対象者は『平成26年度分市町村民税(均等割)が課税されない方』。これに該当する方は支給対象者1人につき1万円がもらえます。
また、対象者の中で、『老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金等の受給者』や『児童扶養手当、特別障害者手当等の受給者』はさらに5千円加算されて、1人につき1万5千円もらうことが出来ます。
住民税の均等割って何よ?
税金というのは本当によく分からないことばかりで、普通に仕事している人でも会社が勝手にやってくれたりするので、あんまりこの仕組自体を理解していない人も多いはず。
いわゆる住民税と呼ばれるものは、課税対象者が同一額を収める、電気料金などで言えば基本料金のような『均等割』と、所得に応じて変わる、電気料金でいえば使った分の電気代のような『所得割』の2つで構成されています。
今回の臨時福祉給付金の対象者にあたるのは、この『均等割』が課せられていない人。
均等割が課せられない基準は各市町村(or東京23区)によって違うので、それぞれ確認してもらうといいと思います。
例えば東京都の品川区を例にあげると、前年の合計所得金額が、単身者の場合35万円(給与収入で100万円)以下、控除対象配偶者or扶養親族がいる場合は(扶養人数+1)×35万+21万円以下の人です。
やばい・・・もう頭がこんがらがってきた。なんでこんなに分かりづらい計算方法なんだろ。
とりあえず、収入が極端に少ない単身者や、扶養家族がいるけど家族全体で収入が少ない人は、均等割が課せられていない可能性があるという感じです。
自宅警備員としての収入少ないよ!もらえるの?!
20歳を超えた学生さんや、ご自宅で自宅警備されている方なんかはもらえるんじゃないかな?っていう人も多いはず。
ところが、均等割が課せられていない人ならもらえる可能性があるっていうだけで、実はちょっと落とし穴が。均等割が課税されていない人でも、課税されている親族に扶養されている人は今回の給付金はもらえません。
さらに、生活保護受給者も今回の給付金は対象外になります。
なんだかよくわかないんだけど・・・
ここまで読んでくれたみなさん、疲れましたか?僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ・・・パトラ
という風に頭の上に羽の生えた天使さん達が舞い降りてきそうな状態になるくらい、仕組みがとっても難しいです。実際にいわゆるワーキングプアな人などはほとんど対象外になるということなので、結構もらえないよなーと感じている人もいるはず。ところが実際には約2,400万人が対象になるっていうんだから驚きです。
今回の給付金も申請が必要になりますが、『子育て世帯臨時特例給付金』同様に現在準備中ということで、恐らく同じく夏以降に申請受付開始になると思います。
対象者には通知がいくようですが、まだ厚生労働省のサイトでも、あくまでも『準備中』となっていますので、また情報が分かったらこちらでお知らせさせていただくかもしれません。
増税前の駆け込み需要にわく都内某所からお伝えいたしました。
一旦スタジオにお返しします。
関連リンク
消費税増税でお子様1人につき1万円がもらえるの知ってますか?!
臨時福祉給付金|厚生労働省
2014年4月1日からの郵便料金やレターパックなど色々まとめてみた。
2014年4月1日から収入印紙は税抜5万円からになるの知ってる?知ってるの?まじか!