【悠游字的】オフ会が実は苦手で避けていた僕

【悠游字的】オフ会が実は苦手で避けていた僕

悠游字的
バーにいるステキな女性に「あちらの男性からです」と言いたい @georgek5555 です。

さて、今日はオフ会の話を少し。

オフ会を避けていた僕

インターネットを始めたのは約17年前の頃。
当時大学生になったばかりの頃の僕は、ずっと欲しかったMacintoshのノートを手にして毎日ウキウキしていました。
当時のことを覚えている人なら解ると思いますが、当時は色々な趣味や雑談系の掲示板などに集まってワイワイ情報交換するのが結構盛んでした。
さらに、文通のようなメル友という存在もポケベル友達のベル友の延長線上にいて、当時大学生だった僕は同じ年頃の顔も見たことが無い相手とのやりとりを楽しむことも珍しくありませんでした。
今考えてみれば、当時は顔写メなんかもあまり送ったりなんてこともせずにメールのやりとりだけで仲良くなって、実際に会おうかなんてことも結構ありました。
そうですね、今で言うオフ会です。

当時はまだ『オフ会』という明確なフレーズじゃなくて『オフで会う』くらいの言い回しだったような記憶があります。
僕はあまり積極的にそういった会に行こうとは思ってなかったのですが、確か初めてメル友であったのは当時18歳の女子高生の女の子だったと思います。
(まだ僕19歳とかだからギリギリセーフですよ!)

それで、最初は二人きりで確かバーとかにいって、カラオケに行って相手の女の子が寝ちゃったので、膝枕して時間になったら家に帰したなんていう、今の僕では考えられないくらい純なことをやっていたのですが、その後その子の友達と合コンを開いたくらいで、それ以降はオンで仲良くなった人とオフで会うことをしばらくやっていなかった記憶があります。

SNSの普及で時代が変わった

ネットを始めたばかりの頃や、初めてSNSというものに触れるきっかけになったmixiもそうでしたが、まだ始めたばかりの頃は単純にやっている人が少ないということもあり、あっという間にオンでの友達が増えていくのですが、僕は基本オフ会というものに参加してきませんでした。
理由は単純。
いわゆる『出会い厨』と思われたくなかったから。

普段の生活でも様々な出会いがあり、男性も女性も等しく出会いがあるわけで、そんな中敢えてネットに出会いを求めてなかったというのもあるのかもしれませんが、会いたいなーと思う人にも敢えて会わなかったのは『異性との出会いが目的』なんていう風に思われたくない変なプライドがあったからなんです。
僕の中では当時『オフ会』=『出会い厨』という位置づけだったのもあります。

けれど、SNSの普及でそれも徐々に変わってきました。

オフ会は今では当たり前のこととなって、『オフ会』=『出会い厨の場』というイメージが徐々に薄れていきました。

オフ会って楽しい?コミュ障だけど大丈夫?

オフ会自体が楽しいかどうかは、きっと参加するオフ会にもよると思います。
僕が久しぶりにオフ会なるものに参加したのは恐らく2,3年前くらい。
きっかけは当時はまっていたGoogle+のオフ会イベントでした。
なんとなくこれなら行ってもいいのかもなーなんて思い、思わず参加しました。
結果行って楽しかったですし、それ移行もオンで出会った人と積極的に会うようにもなりました。あれはいいきっかけでした。

オフ会的なイベントに参加したことがない人にたまに聞かれるのはオフ会が楽しいかどうか。
楽しいイベントになるかどうかは、参加者の顔ぶれにもよるのかもしれませんが、一番は自分自身が楽しめる気持ちを持っているかどうかでしょう。
『コミュ障』と呼ばれる、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人は行っても楽しくないと思いがちです。
ただ、実はこれ僕的には間違っていると思います。
僕も実はこう見えて意外とコミュ障なところがあります。
あまりに大勢の人に囲まれると、ぽつーんと独りになったり、オフ会にも基本1人で参加することが多いです。
自分がコミュ障だと思う人が楽しむ方法はきっと、コミュ力が高い人を早く見つけることと、その人との距離を置かず離れないことかなと。
そうすることで勝手に相手がコミュニケーションしてくれますし、なんなら場を盛り上げるためにアナタの新しい一面を引き出してくれたりします。
コミュ障の人は他人にいじられるのが嫌いという人も結構います。
実は僕もこう見えてそうです。
けど、これは昔営業の仕事をやっている時に言われたことですが、「自分のキャラクターがどう他人に見えているかは、自分じゃ気づきづらいもの。もしキャラクターを見つけてもらったら、それに乗っかって楽しんだ方が勝ちだよ」と。
時にはそれが自分のプライドを傷つけることもあるでしょう。
絶対に譲ってはならないものもあると思いますが、笑ってごまかせる程度のものなら、積極的に受け入れていくと急に景色が変わることがいっぱいあります。
また、オフ会という場では、確かにPC上ではなくあなたの姿を晒すことになりますが、それは普段の生活とは少し違う場所と空間と仲間。
高校デビューとか大学デビューとかいう言葉がありますけど、別にオフ会でデビューしちゃってもいいと思います。

世間的には今まで地味だった人が急にはっちゃけることを嫌う風潮が多少ある気はしますが、僕はそんなの全く気にしなくていいと思います。
人生は楽しんだもの勝ちです。
明日からでも構いませんデビューすればいいんです。

普段の生活と、オフ会などの場所で全く違う顔を見せる人も少なくありません。
ただ、そうしていくうちに垢抜けていけばいいと思います。

人生は楽しんだもの勝ちですよ。

世界はオフ会に包まれている。

オフ会というとネット上で出会った人達がリアルに会うことを指しますが、例えば普段取引先で仕事上でしか会ったことのない人との飲み会なんかもある意味オフ会です。
仕事の『オン』と『オフ』を分けるという言葉あるように、プライベートで接触する機会がなかった人と会うのは全てオフ会だと思います。
もしこれがなかったら、僕たちはきっともっと窮屈な呼吸で毎日を過ごしているのかもしれません。

僕が冒頭で発言していた『出会い厨だと思われたくない』というのは今でも根底にはあります。
ただ、最近はこれも吹っ切れてきました。
だって異性が一緒にいて、その先に例えば何かがあってそれの何が問題でいけないの?って強く言えるようになったからです。
だから、そんなことを気にしている人がいたら、気にせず参加してみてください。
もし参加したオフ会が全く楽しくなく、つまんないって思った人がいるなら、僕といつか一緒に呑みませんか?
僕もつまんないって思うこと結構あるので、その話で盛り上がるかもしれませんよ。