食べること、それは生きること。どうも生きています @georgek5555 です。
以前ご紹介した人気グルメブロガーなどの食のインフルエンサー達が集まった最強食集団『たべあるキング』が開発したコラボ料理が、現在渋谷ヒカリエの11階にある『THE TEATRE TABLE』で期間限定で提供されています。
今回はその試食会に参加してきましたので、その時の模様をお届けしたいと思います。
目次
本物がプロデュースする本物の料理の数々
以前当ブログで紹介させて頂きました、食べ物ブロガーを中心に集まった新しい最強食集団『たべあるキング』
『たべあるキング』食ブロガーなどの食のインフルエンサー達の最強集団が発足！ | KLOG-クロッグ- まだ読んでないの？
それぞれがテレビや雑誌などの数々のグルメ系情報のでも人気を博している方達が集まったオールスターチームということで非常に注目を集めています。
先日そのコラボ企画第一弾として『東北六魂祭2014』で提供された『東北六魂カレー』は全食完売という大人気を博して、早速たべあるキングの凄さを魅せつけてくれました。
今回はその第二弾の企画として、渋谷ヒカリエ11階にある『THE TEAHTRE TABLE』と代官山『Sign』とのコラボイベントが開催されることになりました。
会見に先立ちましてスイーツ男子の火付け役『スイーツ番長』からの今回のコラボイベントの説明があり、今回のコラボイベントにかけるアツイ思いを語られていました。
従来のこういった食のインフルエンサーの方と飲食店とのコラボ企画というものは時折見かけるのですが、通常は1,2名のインフルエンサーとお店とのコラボ企画のみで、ここまで食のインフルエンサー達が一同に介してコラボイベントを開催するのはかなり異例なこと。
実際に食べ歩いてきた本物の舌と、培ってきた食の知識から生み出される料理ということで、自身達が食べる側から食べたいと思えるものを開発する側にまわるということで、会見に登場したみなさんの熱い思いがかなり伝わってくる会見でした。
今回のコラボイベントは第一弾が2014年6月23日〜7月8日の期間中、渋谷のシアターテーブルにてランチとディナーで展開され、その後場所を代官山のSignに移して第二弾として2014年7月9日〜7月25日に開催されます。
第一弾と第二弾では提供される料理が違い、またメニューを考案したたべあるキングメンバーもそれぞれ変わります。
ということで、今回は現在渋谷ヒカリエ11Fにある『シアターテーブル』で開催中の第一弾の料理をご紹介させて頂きます。
ランチもディナーも食べたい『たべあるキング』コラボ
渋谷ヒカリエ11Fの『THE THEATRE TABLE』といえば、渋谷駅直結の宙空のミュージカル劇場『東急シアターオーブ』前にある大型モダンイタリアンダイニング。
大型複合施設内にある飲食店とは思えない、広々した開放的な店内に、高層階ならではの景色が一望できるテラス席など非常に人気を博しています。料理もミシュランで星を獲得している予約待ち必須の人気店『アロマフレスカ』の原田シェフが手がけているということでも知られています。
今回そんなシアターテーブルとたべあるキングとのコラボ料理はランチとディナーの2つに分かれています。
ごはんがススむトリプルチーズハンバーグ
まずはランチの方から、お米ソムリエの資格も持っていて、『オンザライス』というご飯に合う食の追求でも知られている『フォーリンデブ★はっしー』さんプロデュースのハンバーグ。
プロデュースしたはっしーさんの説明の中で特に印象的だったのは、さすがお米ソムリエならではという感じで今回ハンバーグ向きなお米として『ゆめぴりか』をこだわりのひとつとして採用したとのこと。
通常こういったコラボ料理でも、お店側が用意している白米があり、調理場の仕組み上お米を炊き分けるというのはかなり大変なこと。
なので料理ごとによってお米を変えるということは中々出会うことがありませんが、今回それが実現出来たということは非常にすごいことだなと思いました。
こちらの『ごはんがススむトリプルチーズハンバーグ』のお値段前菜付きので1,500円。
実際に食べた感想としては粗びき肉ならではの肉の食感がまず口の中で噛みしめる度に肉汁を生み出して、そこにこだわりのチェダーチーズとブルーチーズがさらに旨味を引き出してとにかく食べ進めていっても全く飽きのこない味。
トマトベースのソースに浮かぶご飯と併せて食べると、これがまた最高に合うんです。さすがオンザライスの伝道師というだけあって、ゆめぴりかがハンバーグの旨味が詰まった肉汁をぎゅっと染み込ませて、酸味のあるトマトソースと香り高いチーズがまさしく三位一体となって味覚を刺激してきました。
さらに、ここに添えられた『バーベキューペッパー』とパルメザンチーズをベースにした『追いチーズ』が最強でした。
十分に単調にならない作りであるにもかかわらず、さらにそこに味の変化を付け加えるということで、好みに併せて1枚のプレートで何度も食べたくなる仕様になっています。
なかでも『追いチーズ』はとても素晴らしく、この手のチーズハンバーグといえば、とろけるチーズが美味しいとはいえ、チーズならではの溶ける瞬間に産まれる芳醇な香りを、追いチーズという手法によって、さらに旨味に香りをプラスするというはっしーさんならではのこだわりが素晴らしく、食べてて全く飽きのこないどころか、何皿でも食べられるんじゃないかという作りでした。
炒めしっかりシャツに飛ばない系のナポリタン
次に紹介するのは累計で2000食以上ものナポリタンを食べ歩いたという『イートナポ』さんプロデュースのナポリタン。
ナポリタンといえば、日本で生まれたパスタ料理として喫茶店などを中心に国民食のひとつです。
今回イートナボさんがプロデュースした『シャツに飛ばない系』のナポリタンは、2.2mmという極太のスパゲティと、こだわりのパンチェッタとともにしっかりと炒めたというもの。
ランチメニューでナポリタンを食べると、ついついワイシャツへの飛び散りなどが気になってしまうところ。今回のプロデュースナポリタンでは、その辺を特にこだわって、しっかりと炒めあげることでソースの飛び散りも防ぎながら、麺にしっかりとナポリタンソースが絡むという最強の作り方。
イートナポさん曰く、ナポリタンはこだわりがあるようで無いような料理。そのナポリタンを自身のたべあるきの経験を元に開発したこだわりのナポリタンということで、今まで食べたナポリタンとはまた違った旨味がたっぷりでした。
こちらのナポリタンは前菜付きで1,100円。ナポリタンとしては少し割高な値段設定なような印象はありますが、実際に食べてみると、全くそう思えないこだわりのナポリタンで、一般的にイメージしているナポリタンとは違った本当に美味しいパスタ料理でした。
さきほどのハンバーグとナポリタンは11:30〜15:00のランチタイムに提供されています。
七色トマトとキラキラきゅうりのときめき七夕サラダ
続いてご紹介するのはディナーメニュー。
まず最初にご紹介するのは世田谷で野菜を作るアナウンサー『ベジアナ』として知られる小谷あゆみさんプロデュースのサラダ。
さすが野菜に関してのこだわりという感じで、今回は特にデートの際に逸品として注文したくなるサラダというよりは、メインにもなりうるプレート料理。
青森の『まごころ農場』の珍しい『七色トマト』と、群馬の『長谷川農場』で作れているこれまた乙女心をくすぐる星やハートのカタチをしたきゅうりが使われているサラダ。
まずは全体的な見た目がなによりもカラフル。ディナータイムになると夜景が綺麗なことでも知られているシアターテーブルならではという感じで、デートの際にこちらを注文すればまずは女性がわっと驚くことは請け合いでしょう。
このハートのきゅうりは、鶏肉と夏野菜の中にひっそりとサプライズ的に入っています。
食べた感想としては、それぞれの野菜の旨味もそうですが、新玉ねぎのピューレとトマトのジュレが、もはやサラダという領域ではない一品になっていて、非常にこれだけでも満足できるものになっていました。
こちらのメニューは1,400円で提供されています。少し量が多いので2,3人で食べるとちょうどよいサイズではないかなと思います。
情熱のブラジリアンチキン&オールスターズ
次にご紹介するのは、J-WAVEのナビゲーターや、テレビ番組でもおなじみのDJ TAROさんプロデュースのブラジル家庭料理。
現在サッカーワールドカップが開催されているブラジルに照準をあてて、ブラジル料理といえば日本でも馴染みのある『シェラスコ』ではなく、ブラジル本国で人気の過程的な料理をひとつのプレートに収めたというこだわりの一品。
プレートのメインを飾るのは『フランゴ・コン・キアボ』という、鶏肉とオクラの煮込み料理。
元々はアフリカ由来の料理で、ヨーロッパの煮込みスタイルが加わったこの料理は、ブラジルでは国民的人気の一品。
チキンとオクラの相性はどうなんだろ？と思っていたのですが、これがまた非常に合っていました。
特にクセがなく、味付けもほどよい濃さでプレート内にあるご飯とのオンザライスがこれまたデブリシャスな逸品で、食べ進めるたびに旨味が口の中に広がっていくのが最高でした。
また、オールスターと銘打っているだけあって、付け合せにもこだわりがあり、ベーコンとケールの葉っぱをいため合わせたフェイジョアーダなどの付け合せに欠かせない『コウヴェ』と、シェラスコ料理のお店でよく見かけるハツのガーリック炒めという、これだけでも最高にお酒にも合いそうな料理がまた最高に美味しかったです。
メインプレートだけでは少し物足りない？と思っている男性にはかなり嬉しい組み合わせです。
こちらは1プレート2,000円で提供されています。お酒などと一緒に注文してもらえると、1プレートでかなり満足できる内容ではないかなと思います。
リコッタチーズとオマール海老の冷製パスタ
そして最後にご紹介するのは国内外と問わず様々な地域で食べ歩いてきた料理を紹介している『漢の粋』で知られるイタリアン担当の『Kyah(キャー)』さんプロデュースのパスタ料理。
会見にはイートナポさん同様にお仕事の都合上会場に来れなかったKyahさんの代わりに、たべあるキングの中ではフレンチの担当の金さんから説明がありました。
こちらの冷製パスタはとにかくこの見た目が何よりも綺麗でカワイイ。
上に乗っているピンクの泡は大豆のレシチンを使って作られたもの。
まずこの見た目に女性ならずとも男性も楽しめるものになっています。
そして、贅沢にもオマール海老をふんだんにすかった冷製パスタに、イタリアから熟練のチーズマスターを直々に呼び寄せて作ったという世界トップクラスの北海道のホクレンの牛乳を使って作れたら極上のフレッシュチーズの相性がなによりも抜群。
フレッシュチーズの中でもここまで芳醇な香りと味わいがあるものがこの値段で食べられるというのは、かなり驚き。
そこにチェリーの酸味が加わることによって、冷製パスタにありがちな酸味の強さでサラダ的なものになっているものではなく、冷製でありながらも、十分に食べごたえのある1皿になっています。お値段は1,600円です。
そして味の良さは当然ながらもこちらのパスタは、たべあるキングの中でデートグルメ担当になっているはあちゅうこと伊藤春香さんが女性側からのデートグルメだとすれば、Kyahさんは男性側からの女性エスコートのデートのプロ。
シアターテーブルから見える夜景をバックに、こんなオシャレカワイイパスタなんて、それこそデートには最適な逸品だなと思いました。
第一弾は渋谷ヒカリエで7/8まで！
というわけで、今回は渋谷ヒカリエ11階『シアターテーブル』で現在開催中のたべあるキングコラボの第一弾のメニューをご紹介させて頂きました。
次回の代官山Signとのコラボ商品も今回の会見で紹介されていましたが、そちらはまた次回お届けしたいと思います。
気になったかたは、ぜひ渋谷ヒカリエ11階に足を運ばれてください。
食べることのプロが、お互いの競争心に火をつけて、互いに負けない最高の逸品をプロデュースしているとだけあって、今回提供されている料理は本気の本物ですね。この値段でこれは正直かなりお得でした。
実際に会場では、それぞれのメンバーがお互いの料理を食べながら、気づけばさすがインフルエンサーである前に食べることが大好きな方たちという感じで、次々にそれぞれの料理を美味しそうに完食している姿が印象的でした。
以上、渋谷ヒカリエ11階シアターテーブル前から @georgek5555 がお届けいたしました。
一旦スタジオにお返しいたします。
THE THEATRE TABLE
[住 所] 東京都渋谷区渋谷2-21-1 Shibuyaヒカリエ11F
[時 間] 11:30〜24:00
※ただし、コラボメニューの提供時間はランチが11:30〜15:00、ディナーは18:00〜24:00になります。
[定休日] 不定休（イベント開催中は無休になります）