BKB!BKB!BKB!ヒィーア! @georgek5555 です。
BKBはバイク川崎バイクですが、今回はYAMAHAの新しいコンセプトバイク『TRICITY(トリシティ)』の発表会に行ってきましたので、その模様と実際に試乗させてもらった感想などをご紹介いたします。
第三の移動体を作るYAMAHA LMW TRICITY
正式発表前から話題となっていた、YAMAHAの新しいコンセプトバイク『TRICITY』。
前輪が2つという新しい形のバイクに筆者も気になっていたのですが、昨日正式発表として、発表会が都内某所で行われました。
YAMAHAといえば、二輪界において割と新しいイノベーションを起こしている会社。女性向けのバイク『パッソル』や、一番記憶に新しいところでは電動アシスト自転車『PAS』など、常に独創的かつ消費者の新しいニーズに応じた二輪製品が非常に印象的です。
実は筆者も自動車免許を取得するまでは50CCバイクを愛用していまして、一番最初に手にしたバイクがYAMAHA スーバージョグZRという思い出のメーカーです。
学生時代は少し遠方に住んでいた彼女に電車がなくなった深夜「逢いたいくて震える・・・」と受話器の向こう側から聞こえる彼女の声に一目散にかけつけたことは夏の日の1993な思い出です。
さて、今回ヤマハが開発したのは『LMW(リーニングマルチホイール)』と名付けられた前輪が2つという全く新しいコンセプトバイク『LMW TRICITY(トリシティ)』
すでに報道などで目にしている方も多いかもしれませんが、こちらがそのバイク。
創造していたいよりも、かなりスマートな印象。
会見ではヤマハ発動機の柳弘之社長が、非常に熱く新しいコンセプトバイクの誕生について思いを語られていたのが印象的でした。
LMWとは二輪者のように傾斜(リーン)して旋回する3輪以上の車両製品のこと。
今回発表となった『TRICITY MW125』はその第一弾として、まず125CCクラスからの発表となりましたが、今後ここ3年以内に3,4機種のLMW製品を投入するとのこと。
囲み取材でも、かなりの多くのプレスが集まっていて、その注目度の高さが印象的でした。
さらに今回の会見では、イメージキャラクターを勤める先日AKB48を卒業したばかりの大島優子さんが登壇されました。
車の免許も持っていないという大島さんが、今回イメージキャラクターになったのを機にバイク免許の取得に挑戦されるという企画も進行中とのことで、そちらの模様はYAMAHAの特設サイトをご覧ください。
大島優子 二輪免許取ります! | ヤマハ発動機株式会社
TRICITYの写真や動画をどうぞ
ということで、ここからは実際に現地で取材してきた筆者の写真や動画などでその魅力をお伝え出来ればと思います。
まず、筆者が撮ってきたトリシティの写真の数々です。
こちらは前輪のアップ。斜めに向けた感じが非常にユニークですね。
こちらは色違いの黒。男性に受けそうな感じの色です。
そしてこちらがもうひとつの色展開の赤です。個人的にはこれが一番かっこよかったですね。
こちらは後ろからのショット。後ろから見ると通常の二輪車と違いが分からないほどのスマートさ。
後輪はしっかりと太めのYAMAHAな感じの仕様です。
こちらは前輪の『片持ちテレスコピックサスペンション』のアップ。このサスペンションが前輪のそれぞれに付いているので、
こんな感じでそれぞれ独立して動くことによって、でこぼこ道でも安定した走行が出来るというのが特徴的。
さらに『パラレログラムリンク』と呼ばれるLMWならではの機構で、こんな感じで二輪タイプのバイクと同じように傾斜します。
二人乗りにはかなりオススメ
さらにこちらのバイクは125CCなので、2人乗り走行が可能です。
大島優子さんもこんな感じで試乗していたのですが、実際に試乗会で指導係をされていた方の話でも、ニケツつまり二人乗りをした時の印象が、すごく通常の二輪よりもしっかり安定しているとのこと。
筆者も実際に乗ってみたのですが、125にしてはすごく大きくどっしりとした印象で、二輪よりも接地面積が増えるためか、安定感がすごくありました。
こちらは乗ったところからの景色。
メーター類もすっきりとしていて、初心者にも分かりやすい仕様になっています。
走行している感じはこんな感じで、すごくスムーズな印象。後輪が2輪になっているタイプのよくピザの配達などで使っているバイクなどがありますが、あれとは全然違いまして、とにかく乗っている感じは通常の2輪と変わらないくらいのスムーズさ。
そしてかつ、2輪に乗り慣れていない人でも安心できるぐらつきの無さが印象的でした。
試乗キャンペーンなどもやっています
今回発表になったTRICITYの壱号機『TRICITY MW125』の正式発売は2014年9月10日から。初回販売計画は7,000台ということなので、いち早く手にした人はかなり注目を浴びそうです。2017年までにLMW製品を10万台販売すると会見でも発表されていましたが、こちらの『TRICITY MW125』のメーカー希望小売価格は税抜きで¥330,000。8%の消費税で35万ちょっとですから、かなりお安いですよね。この価格には多くの人が高反応を示していました。
そしてこのトリシティですが、現在100名限定で実際に2ヶ月間乗ってもらう『モニターキャンペーン』を実施中です。
応募締め切りは2014年7月28日までとのことで、いち早くこの話題の新製品を手にして実際に乗れるチャンスですので、小型自動二輪AT限定以上の免許をお持ちの方は是非応募してみてください。
モニターキャンペーンや、その他詳しい情報はヤマハの特設サイトをご覧ください。
LMW TRICITY 特設サイト by YAMAHA
とにかく乗ってみた印象がとってもよくて、筆者も免許とってこれ欲しいなーと思ったほどでした。特に都内を中心とした都市部に住んでいる方は、バイクの需要が高く、特にこの製品であれば、二輪は少しこわいなと思っていた方にはすごくいい製品ではないかなと思いました。
正式発売は9月からとなりますが、発売以降は店頭で試乗キャンペーンなどもやるようなので、ぜひみなさんチェックしてみてください。
以上、YAMAHA LMW TRICITY新製品発表会会場前から @georgek5555 がお届けいたしました。
一旦スタジオにお返しいたします。