タクシー大好き! @georgek5555 です。
さて、先日リリースされたLINEの新サービス・LINE TAXI。配車から決済まで全てLINE上で行えるこちらのサービスを早速利用してみたので、実際に使ってみた感想と使い方などを書いていきたいと思います。
目次
配車から決済までとっても簡単なLINE TAXI
従来からタクシーの配車サービスなどは、日本交通をはじめとして各種タクシー会社が提供していました。ここ最近ではUberなどの非タクシー系が徐々に話題になってきていますが、そんな中に登場したLINE TAXI。
こちらのサービス、実はLINEがTAXI会社を初めたというわけではなく、日本交通のタクシーをLINE上で配車することができ、そして決済まで完了できるというサービスです。
つまり、タクシー自体は日本交通なので、Uberのように車が少なくて配車が出来ないといった不満はまず解消されます。
LINE TAXIの初期設定および使い方
では、早速LINE TAXIを使ってみたいと思います。
まず、LINEを立ち上げて「その他」の中にある「LINE Apps」をタップします。
続いて、その中にある「LINE TAXI」をタップして起動してください。
LINE TAXIの支払いはLINE Payの登録が必要
初めての時はこんな画面が出ます。
ちなみに決済は「LINE Pay」を介して行われますので、まだ登録していない場合はLINE Payの登録をしましょう。
必要項目を入力していきます。
iPhone 6のTouch ID(指紋認証)の設定もあります。
入力が完了すると、LINE TAXIの決済用クレジットカードの登録になります。
クレジットを登録するとLINE Payの登録は完了です。
あとは、初期設定としてLINE TAXI側で「姓名」と「携帯番号」の登録が必要となります。これでいよいよ使えます。
いよいよLINE TAXIでタクシーを呼んでみよう
使えるようになると、すぐに自分のいる位置と紐付けて配車が可能になります。
こんな感じで地図が出てきます。付近にいるタクシーも表示されていますね。自分がいる場所じゃなくても配車は可能です。ちなみに代金は配車代金+410円(2015.01現在)かかります。
『指定する』をクリックすると、配車依頼の画面に移ります。
場所などが問題なければ、「提供に同意して依頼」をタップします。ちなみに大道理などの場合は、ピンの位置を移動して自分のいる側の道路を指定した方がよいです。
これは、後ほど運転手さんにもインタビューしましたが、これで結構お客さんが見つけられなくて困ることがあるそうです。
ちなみに右上の☆をタップすると「よく乗車する場所」に追加されます。自宅や勤務先などを登録しておくといいかもしれませんね。
配車依頼をすると、画面が変わって
こうなれば配車依頼完了。「到着予定時刻」「タクシーの無線番号」が表示されます。
タクシー会社が記載されているということは、今後は日本交通以外も提携するのかもしれませんね。
配車したタクシーがどの辺にいるのかも表示されます。Uberほどリアルタイム感はありませんが、リロードできちっと表示はされます。
ちなみにこの画面を閉じても大丈夫です。
こんな感じでLINEからのメッセージが届いているので、「詳細を見る」を押せばいつでも見ることができます。
到着予定時刻になると、こんな表示が出ます。この時期は寒いので屋内に入っていても、こうした表示が出るので便利ですね。
ところが・・・LINE TAXIで実はちょっとしたトラブルが
しかし、実はこの日筆者ある問題が起きてしまいました。それは筆者が乗るはずの車が時間になっても来なかったのです。
先ほどの画面と比較してもどんどん離れていってる。
実は、日本交通側からすぐに電話があって、配車する予定だった車が急遽行けなくなったため、他の車を向かわせているとのこと。少しだけ時間がオーバーして5分ほど待ったところで代わりのタクシーが到着。
運転さんにちょこっとインタビューしてみました
待たされてしまったので、ちょっとイラっとしたのはあったのですが、まずLINE TAXIで呼んだ日本交通のタクシーは到着と同時に運転手さんが降りてきて、ドアを開けてくれます。配車代金を払って配車した場合は全て同様に行うそうです。
ちなみに日本交通は運転手さんの質に応じて「黄色」「優良黄色」「優良黒色」とグレードが分かれているのですが、今回は最上級の「優良黒色」のタクシーが来ていました。
筆者の乗った車は都内でも珍しいタイプらしく、サンルーフ付きで星空を眺めながら移動が出来ました。これとっても良かったです。
さて、車内で運転手さんに色々聞いてみたので箇条書き程度に残しておきます。
配車システム自体は日本交通アプリと同じ
日本交通自体もアプリで配車が出来るシステムがあります。今回のLINE TAXIを使っての日本交通の配車はシステム上全く同じだそうです。
運転手さんは「アプリ配車」と伝えられるそうなので、LINE TAXIなのか、日本交通アプリなのかは分からないそうです。
決済も基本的に同様なシステムとなっています
ちなみにLINE TAXIの良いところは、支払いがLINE Payで出来るため、キャッシュレスでスムーズに行えるところ。
日本交通アプリでも同様にカード登録をしておけば、キャッシュレスで車内での支払いは発生しないそうなので、運転手さんもキャッシュレスでの支払いになれているそうです。
アプリ配車は6割以上になってきた
運転手さんの話では、アプリ配車での配車は非常に増えてきて、従来の電話で場所を伝える配車よりも現在はアプリ配車の方が多いそうです。
運転手さんからすると基本的にはあまり変わらない
運転手さん側からすると、アプリ配車でも通常の配車でも、道端で止めるパターンでも基本はあまり変わらないそうです。
アプリ配車の良いところは場所が分かるところではあるのですが、結構みなさんGPSでポチっとするだけなので、実際にいるところと違うところに配車依頼をされていて、なかなか見つけられないことも多いそう。前述したように、大通りの反対車線とかだと、ぐるっと回ってこないといけないパターンもあるそうで大変だそうです。
今回の運転手・日本交通の山口さんは5つ星でした
ちなみにインタビューにも気さくに答えてくれた日本交通の山口さん。
運転も丁寧で、話し口調もすごくよく、待たされたイライラなんて完全に吹っ飛んでしまいました。道に関しても詳しくて、車も特殊な車だったのもあるのですが、こんなタクシーなら配車代金を払ってでも乗りたいと思いました。
支払い代金は時間差があって請求となります
タクシーを降りる際に、領収書を発行してくれます。降りた後にLINE TAXIの画面を確認したらこんな感じ。
Uberなどと違ってすぐに金額が反映されません。筆者の場合は16時間後に決済になりました。
こんな感じでメッセージ来るので分かりやすいです。
配車代金も含んだ金額が表示されています。同じ場所で再依頼をかけることもできるので、便利ですね。
筆者が思うLINE TAXIの便利な使い方
金額的には配車代金が+410円かかるので、少し割高な感じに思うでしょう。しかし、筆者が思う一番いい使い方のひとつが「タクチケ代わりに使う」です。
例えば、接待や女性のデートなどの後に、タクシーに乗せることありますよね。「これぐらいあればいい?」なんて感じで、ざっくりとした金額を渡して見送ることなんてあると思うのですが、受け取る側も現金などは受け取りづらい。かといって、最近はタクチケなども持っていないでしょう。
そこで、LINEタクシーで配車すると、まず優良ドライバーが来る確率も高く、そして後は車に乗せるだけで、支払いは特にサインなどもありませんから、相手が行きたいところに行けるわけです。まさにタクチケと同じ使い方ですよね。
自分が乗っていないタクシーの代金なんて怖いって人はあれですが、以前のようなタクチケ的な使い方も出来るのは、すごくいいかなと思いました。
新サービス・LINE TAXIをみなさんも使ってみてはいかがですか?