本屋大好き! @georgek5555 です。
昨日、2015年7月20日21時に惜しまれる声の中40年の歴史に幕を閉じたリブロ池袋本店。近所でしたので、最終日に行ってまいりましたので、写真をいくつかアップしておきます。
池袋が誇る名書店・LIBRO(リブロ)池袋本店
リブロ池袋本店は1975年に、西武池袋本店内に「西武ブックセンター」としてオープンした老舗書店。1985年には現在の「リブロ」として独立し、芸術系や哲学・思想書などの独自の豊富ラインナップから「ニューアカデミズムの聖地」として名を馳せてきました。
2015年7月いっぱいで西武池袋本店とのテナント契約が満了となることで、移転などの可能性を探りながらも現時点での撤収が決定、今回の閉店となりました。
最終日となった昨日7月20日には、多くのファンやリブロに思い入れのある著者や出版関係人が集い、三連休の最終日とあって大変混み合う店内。
ちょうど筆者が来店したタイミングで、マンガ画の江口寿史さんも最終日ということで来店されていました。
筆者も最近まですぐそばに仕事場を構えていたのもあり、ジュンク堂とならんで、時折通っていたリブロ池袋本店。
いつかはLIBROに本を並べたいという気持ちがあっただけに、今回の閉店はやや寂しい気持ちでしたね。
店内では、いたるところで閉店に関連した特集コーナーがあり、これまでの歴史を振り返る年表などは、閉店を惜しむファンの方を中心に多くの人が足を止めていました。
LIBRO池袋本店の地下1階には著名人のサインが
さきほど紹介した江口寿史さんをはじめとして、数々の作家や著名人がLIBRO池袋本店の1階にある柱にメッセージを寄せていました。
LIBRO池袋本店での最後の買い物をして、筆者も賑わう店内を後にしました。
出版不況と言われる昨今。今回の閉店は、テナント契約の問題で直接には関係ないとはいえ、相次ぐ書店の閉店などは、とてもさびしい気持ちになります。しかし、これからも電子書籍のようにカタチを変え、本は続いていくことでしょう。
筆者も先日Kindle Paperwhiteを購入したのですが、それでもやっぱり書店員さんが素早く包んでくれる、あのブックカバーが大好きで、そして紙の本が大好きです。
そして、書店という人格を持ったひとつの店舗が、ネットで本を買うことが当たり前になったこれからも、いや、この時代だからこそその呼気を高めていってほしいと思っています。
ありがとうLIBRO池袋本店。そして、おつかれさまでした。
以上、リブロ池袋本店前より @georgek5555 がお届けいたしました。
一旦、スタジオにお返しいたします。