健康大好き! @georgek5555 です。
毎日10時間以上は座って仕事をしているのですが、座って仕事をしていると気になるのが座り姿勢。
なかなか正しい座り姿勢ってどういうのがいいのかわからず、気づけばとんでもない姿勢になっていたりして、結局身体がガチガチに疲れてしまうことも少なくありません。
「同じやで」っていう人もいらっしゃるでしょうけど、そんな人はぜひ一度読んでほしいのが、木津直昭先生が出した著書『なぜできる人は姿勢がいいのか?』です。
正しい座り方から、寝方、歩き方まで全て教えてくれる本
今回、こちらの本を献本していただいたのですが、頂いたからというわけでなく、これは座り姿勢に悩んでいるデスクワーカーには是非読んで欲しい本だなと思いました。
「まだトマトを食べてないの?」並に煽りっぽいタイトルですが、たしかに出来る人って姿勢がいいですよね。
僕も以前から「姿勢」というものを研究している方をいくつか取材させていただく機会があったのですが、共通して言えることはみなさんまず見た目年齢が非常に若く、そしてアクティブだということ。
姿勢がいい人たちというのは、とても社交的で、外へもバンバン出てて、あとなんというか全身からポジティブオーラが溢れているんですよね。
なので、自然と仕事面においても、良いことが多く、ポジティブがポジティブを呼ぶのでさらに成功している人が多いイメージ。
さらに言えば、こちらの著書でも冒頭でその話が出てくるのですが、姿勢がいい人って「なんだか信用できる」という印象を与えますよね。
姿勢が悪い人が仕事が出来ないというのではなく、姿勢がいいと仕事ができる人にみられやすい。というか、姿勢がいいのに仕事が出来ない人の方が発見するのが難しいってくらいなので、そう考えると姿勢がいいことは仕事ができるようになるためのひとつのコツな気がしてきました。
さて、本書の話に戻るのですが、内容としては「仕事ができる人はなぜ?」の部分は冒頭で語られるのですが、こちらの本はビジネス書としての体裁を持ちつつも、後半になると健康本に変わります。
姿勢がよい人がなぜ仕事が出来るのか?というのを説いたうえで、さらに健康を保つことは仕事のうえで大事なことだという点から、悪い姿勢が及ぼす健康面での問題、そして木津先生が推奨している「パワーハウスウォーク」の説明が入り、さらに座り方のみならず、寝方といったところまで全部網羅されています。
本書では色々な悪い姿勢の例などが語られているんですけど、例えば「逆流性食道炎」やヘルニアなどの具体的な症例も出てきますし、トヨタで実際に見てきた話や、木津先生自身がユナイテッドアローズで教えた姿勢の話、スタンディング・ディスクの良し悪しなど、具体例も多く非常に分かりやすいです。
時代に合わせてということでしょうか、特に自分みたいなパソコンで仕事をする人は「こういう姿勢になってない?」というのがあるあるすぎて、さらにそれをどう改善していいのかもすごく分かりやすい。
また、すでに悪い姿勢になっているかの発見の仕方や、それをリセットしてもう一度0の状態に身体を戻す方法まで書かれていて、ここまで書きすぎると「なんだよ、お前献本してもらったから宣伝かよ」って感じがするんですが、なんということでしょう、そんなこと言ってる暇あったら一度読んでみてよという感じです。
個人的には、姿勢に関することは冒頭にもお話した通り、過去にも他の姿勢研究をしている方の話を聴いてきても、すごく納得することが多く、みなさん別々で研究しているのにも関わらず根幹が同じなので、やはり大事なんだなと改めて思いました。
なんかいい座り方の本ないかな?という方はオススメです。
清流出版
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あと、木津先生はブログもやっているので、そちらも良ければどうぞ。