フリー素材大好き! @georgek5555 です。
今年も12月がはじまってしまいましたね。年末進行の仕事や、お歳暮の発送、年賀状の準備、クリスマスでの発狂、そして静かな大晦日・・・忙しい日々が続きます。
ブログ業界では12月といえば「Advent Calendar」というのがここ数年流行っていまして、ざっくり説明すると12月1日〜25日まで1日1投稿ブログ記事を書いていくカレンダーリレーみたいなやつです。
今年はフリー素材界の風雲児・ぱくたそが、ぱくたそにまつわるアドベントカレンダーをするということで、参加させていただきました。つまり、今日は僕が当番です。
さて、長い前置きになりましたが、僕はぱくたそとの出会いについて、そしてナゼ今もなお愛しているのかについて触れたいと思います。そこには、小さな出会いと大切な友人、インターネットの素晴らしさがありました。
ぱくたそと僕との出会い
フリー素材サイト『ぱくたそ』は管理人のすしぱくさんが2011年5月に開設したストックフォトサービスです。2015年12月4日現在、6934枚のいわゆるフリー素材と呼ばれる写真データが展開されています。
僕がぱくたそに出会ったのは、その開設して間もない頃でした。
商業利用でもクレジット無しで使えるフリー素材というのは、まだその頃今ほど豊富じゃなく、2008年に開設した『写真素材 足成』が特にめだっていたぐらいで、他はPhoto ACなどもたしか同じ2011年頃からだったように記憶しています。
当時の僕は、まだライター業ではなく、主にデザイナーとして活動していました。ウェブとグラフィックの両方をしていたのですが、個人で受けていたのもあって、小さな案件ではフリー素材は非常に重宝していたのを覚えています。
そんな中出会ったのがすしぱくさんでした。すしぱくさんとの出会いは僕の記憶が確かなら『ぱくたそ』が開設したほぼ同時期に始まったGoogle+でした。
当時、β版としてはじまったGoogle+に参加して、かなりヘビーに使っていたのですが、その中で交流させていただいていたの1人がすしぱくさんでした。
すしぱくさんと出会い、ぱくたそに出会い(多分順番はこう)、そして僕はいつしか他のフリー素材サイトよりもぱくたそをよく使うようになりました。
他はウェブデザイン会社などが運営していたのですが、『ぱくたそ』はすしぱくさん個人が、いわゆる完全趣味に近いものではじめていたもので、だからこそなおさら応援したくなっていたというのもあったのかもしれません。
まだその当時は、自傷日本一のフリー素材モデル大川竜弥さんもいなかったように記憶しています。
こちらが、ぱくたそに最初に投稿された写真のようです。違ったらごめんなさい。
当時はお花とか風景とかの写真が中心でしたが、そのクオリティの高さ、それにも関わらずクレジット表記の必要がないフリー素材であることに驚きが隠せませんでした。
そして、そんな中、さきほども紹介した痔症日本一のフリー素材モデル大川竜弥さんが現れます。
この写真がぱくたそに初めて出た大川さんのの写真のようです。こちらも違ったらごめんなさい。データをみる限りでは2012年3月24日となっています。
3年半前ですが、当時と今と比較すると、ずいぶんと大川さんの表情筋に変化が出てきたことがわかります。
こちらが最新バージョンの大川さんですが、表情だけで何かを語りかけてくれる、まさにフリー素材界の大川隆法ですね。現在『ぱくたそ』には大川さんの画像は900枚あるそうです。
実は、僕のこの時点で大川竜弥さんという人を存じあげていました。以前大川さんがやっていた『顔面広告』の時に、その存在を知り、インターネット芸人とはまた違う、自分自身の存在自体を商売にする人として認識していたのです。
なので、その大川さんがぱくたそでフリー素材モデルをするとなった時は、これぞベストマッチングだと思っていました。
大川さんがぱくたそに参加しはじめた頃には、このKLOGというブログもはじめていて時折使っていましたし、正式にフリーライターとしての肩書で活動をしていて、大川さんが登場する写真は、敢えてよく使っていました。
そして、それ以降はもう説明することないでしょう。ぱくたそは今や日本を代表するフリー素材サイトになっています。
あれ・・・これじゃあ、単なるwikipediaの焼き直しみたいですよね。
ぱくたそが紡いだ出会いたち
すしぱくさんとは、このようにネット上では仲良くさせていただいていたとはいえ、直接生でお会いしたことはありませんでした。
日々どんどん有名人になっていく、すしぱくさんを見ては「どうして天丼なのに寿司なの?」と疑問を抱きながらも、初期から応援している自分としては嬉しい気持ちでいっぱいでした。いつかお会いすることがあったら、あたまに乗っている丼の中が酢飯なのか確認したいと、そう思っていただけでした。
そして僕は、自称日本一のフリー素材モデルの大川竜弥さんと出会うことになります。きっかけは、WEBメディアのしらべぇでした。
実は、以前にもお会いして会釈程度の挨拶はしたことがあったのですが、僕からしたらネットの有名人である大川さんに「おおかわさんだ!!!!すげー!!!あいたかったっす!!!!ちょっと乳もんでいいすっか??!!!!」とか言えるはずもなく、その時は本当に挨拶だけでした。
ところが、しらべぇに参加すると、そこにライターとして大川さんがいたのです。そこから僕は大川さんと一緒の媒体で仕事をするようになり、いつしかたまに盃を交わしたり、共通の友人も増え、本当に仲良くしていただいています。お仕事ください。
そして、月日を重ね、とある時に大川さんの主催のイベントが都内某所でありました。イベント終わりで大川さんに挨拶に行くと、そこにあの方がいたのです。
すしぱくさんです。
すしぱくさんは、この時に僕が以前Google+で交流していたことをしっかり覚えていてくれたんです。嬉しかった。本当に。
そして、頭の丼の中身の秘密も長い時を経て、この日知ることができました。
僕はネットの中でしか見たことが無かったお2人と、こうして直接知り合うことができたのです。そして、さらに僕にとって念願だった自体がおきました。
こちらのシネマズ by 松竹というWEBメディアでの記事。わずかばかりのお手伝いではありましたが、ここではじめてお二人と一緒に仕事をすることができたのです。
本当に嬉しかった。言葉にはしなかったけど、めっちゃ嬉しかったんです。
小さなネットの出会いが、今やたまにお酒を飲んだり、一緒に仕事をしたりなんて関係になっている。考えてみたら、僕がいま生きていられるのは全てそうした小さなネットの出会いの数々です。
そして、ぱくたその素材を使って様々な仕事をしてきたということは、考えてみたら、僕にとってぱくたそは出会いを紡ぐ糸のような存在なんだなと改めて思いました。
ぱくたそは、僕におってフリー素材サイトではなく、フリー出会いサイト……いうならば、スーパーフリーです。
ありがとう、ぱくたそ。これからも愛しています。いつか、僕もフリー素材モデルとして使ってください。
明日のぱくたそアドベント「ぱくダー」は、natsumiineさんです。ぱくダーの記事はハッシュタグ「#ぱくダー」で探してみてください。では。
こちらの記事に掲載されている写真はすべて「ぱくたそ」の写真を使用しています。