【悠游字的】氷水を頭からかぶるというチェンメにそろそろ言いたい ※加筆修正あり

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icewaterchallenge
久しぶりのコラム的コーナーです。どうも、 @georgek5555 です。



ここ最近Facebookで広まっている『ICE WATER CHALLENGE』もしくは『Ice Bucket Challenge』というのをご存知でしょうか?



知らない方のために説明しておくと、昔でいう『不幸の手紙』のようなもので、所謂『チェーンメール』の一種です。



Facebookの投稿で、以下のような文章が記載されています。

ice water challengeとは指名された人が24時間以内に氷水を頭からかぶるか、$100を慈善団体に寄付することがルールです。



私は以下の3名を次の挑戦者として指名いたします。

◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん

3名のみんな次は任せました。

上記のコメントとともに、そこには『氷水』を実際に頭からかぶった映像が添付されて、Facebook上に投稿されています。



この手のものは基本的に騒げば騒ぐほど広まると思っていたため、個人的には静観していたのですが、徐々に知人の投稿でもこのチェンメ、いや正確には『チェーンポスト』が増えてきました。

危険性をまず十分に考えてほしい

そもそも『チェンポ』自体に不快感があるのは、この際個人的な気分の問題として、置いておくとして、この投稿には大きな問題があることを強く抗議したい。

まず、氷水を頭からかぶることが、そんなに面白いことなのでしょうか?

単に水をかぶるだけなら、まだいいかとは思います。しかし氷水を頭から突如かぶる行為は、心臓への負担が非常に大きいです。

多くの人は自分の心臓の強さを過信しています。それは、冷たいプールの飛び込んだ時に実感する方が多いでしょう。

実際に頻繁にプールに入る方なら、真夏の冷たい水のプールに浸かるさいには、まず心臓に大きな負担をかけないために、少しずつ冷たい水にカラダを慣らしてから、飛び込みをします。

それは、突然冷たい水温の水の中に飛び込むことがどれだけ危険か熟知しているからです。

実際に突然飛び込んだことで、心筋梗塞などの症状が出て、大事に至った場合は『死』という最悪な結果になる人は、決して高齢者のみならず若い方にも多い事実です。

今回の氷水をかぶるという行為は、完全に自殺行為に近い行動です。

こんなことをオモシロ半分でやっていること自体がまずあり得ないということ。

慈善団体に寄付という言葉は何のためにあるのか?

続いて、氷水がダメなら100ドルを慈善団体に寄付してくださいというコメントがついていますが、そもそも慈善団体とは何を指しているのか?

こんな死ぬか寄付するかみたいな投稿で寄付をする人が一体どれほどいるのか?

そしてこの投稿を流している人が、本気で寄付を促しているとすれば、なぜ誰も寄付をする様子を流さないのか?

完全に寄付という行為を隠れ蓑にして、危険な行為をして迷惑な行為をいたずらに拡散しようとしているだけじゃないのか?



いつか誰か死ねば、それでこの危険なイタズラは収まるのでしょうか?

今は、「勇気あるチャレンジャーはあいつだ!」といったオモシロ半分みたいなのがほとんどではありますが、そのうちに本気で心臓が悪い相手に対して「死ぬか金払うか」というような脅迫になる投稿になり、そしてそれは「金を払うのはつまらないよね?わかるよね?」という『いじめ』ならぬ『殺人』につながることになることにどうして誰も気づかないのか?



好意的に楽しんでいる人が非常に多いようで、筆者のまわりのおもしろいものに乗っかろうというタイプの人は、あまりそこまで深く考えずに徐々にこの投稿をしている人が増えています。

正直、全くもって不快きわまりないというのが、個人的見解ですが、そんな筆者ですら、その友人の投稿に対して「やめなよ、こんな危険なこと」と言えないのが現状です。

なぜなら「つまらないこというなよ」と一蹴されて終わりだからです。



先日、筆者と同じようなことを考えている方がFacebook上で警鐘を鳴らす投稿をしていましたが、それでも多くの方が未だこの『チェーンポスト』を垂れ流しています。



※ここからは加筆箇所になります。(加筆:2014.08.16)



この投稿の元が判明しました。

元はアメリカのALS(筋萎縮性側索硬化症)協会への寄付目的が始まりだったそうです。

現在アメリカで多くの有名人がこの流れに乗って続々と投稿をしています。

ビル・ゲイツやティム・クック、ジャスティン・ティンバーレイクや著名なスポーツ選手。

アメリカならではのバカバカしいとみんなで騒ぐお祭りに色んな方が参戦しています。

筆者がこの記事を書いた当初、同じ意見であると言っていた方々もおそらくは有名人がこんな風に参加していなかったら、同調の意見を書けなかったかもしれません。

しかし筆者はこれに関しては意見は全く変わりません。



有名な方がしていることで賞賛をあげる著名なライターなどが徐々に増えてきています。そういった方々は誰もこのチャレンジの危険性に何も疑問を感じていないようです。



どうしてALS協会への寄付が目的で、命の危険を拡める必要があるのでしょう。

もし、誰かがこのチャレンジで命を落としたら、今度は彼らはまた氷水をかぶりながら「死んだ勇気ある彼のために遺族への寄付を!」とでも言うのでしょうか?

※ここまでが加筆

本気でいつか死ぬからやめてください

これがいかに危険で、そしていつか誰かを『殺す』ことになりうることに気づいて下さい。



そして、本気でオモシロ半分でやるなら『100$寄付』のみの投稿にしてください。

筆者からは以下の提案をします。

罰ゲームは『ゴミをゴミ袋パンパンになるまで集める』か『10$黒柳徹子さんの寄付口座に送金するか』

これならまだ頷けます。

黒柳徹子さんのところは、別に赤十字社でも構いません。

とにかく明確な寄付先と、寄付でないならボランティアでというものに変えて『チェーンポスト』を晒してください。



筆者のこの記事ではそれほど効果がないかもしれないのですが、有識者の方などの目に届き、どこかでさらなる大きなアラーム音をかき鳴らしていただけることを心から願います。



以上 @georgek5555 でした。




少し心外な反論がありましたので↓書きました

【悠游字的】ドヤ顔ストッパーとはやや心外ではあるので一言
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コメント

  1. きむち より:

    初めまして。
    個人的にはちょっと別の危惧を持っていまして、このキャンペーンの行き着く先はフィッシング詐欺の新たな手口になるのではないかなーと言うことです。
    今は、寄付先の具体的な記述が無いみたいですが、そのうちフィッシングサイトへのURL付きのバージョンが出回るんじゃないかなと思います。
    スパムよろしく、5年後くらいに「ウォーターバスケットチャレンジ」がチェインメール型フィッシング詐欺の代名詞にならないことを祈るばかり。

    • 黒宮丈治 George.K ≒ 常時系 より:

      はじめまして!
      こういったことをいうと考えすぎだとか、それはちょっと論点がすり替わっているという声も聞こえそうですが、やはりチェーンメールを推奨するような今回の流れはどうしても解せないので、すごく理解できます。
      寄付と称して詐欺が横行するというのは少なからずあるとは思います。きっとすでに実施しているものもいるでしょう。ただ、それはどんな善意の行いでもよく見られるケースなのでこれに限ったことではないとは思うのですが、やはりチェーンメールを有名人からIT系の大物まで薦めているように見えるこの流れはそういったところにつながりやすくなるだけではなく、横行を加速させることになる可能性が高いという意味では非常に懸念されますね。

  2. 匿名 より:

    筋委縮性障害の人と接したことがないひとが
    面白半分に水をかぶるのをみると
    不快に思いました。
    協会の人はそれでもいいと思っているのですかね?
    若いころは普通に運動できた人がジョジョに筋肉が萎縮して
    寝たきりになる姿は筆舌に耐えがたいです。
    接したことがある人じゃないと感じないことかもしれませんが。。

    • 黒宮丈治 George.K ≒ 常時系 より:

      そうですね。そもそも氷水をかぶるという行為が何を現してのか?も個人的には邪推するところです。
      お金が集まればなんでもいいのか?というのは僕的に思うところが大きく、特にチェーンメール化してる点や、果たしてこれが実際苦しむ人への理解に繋がってるのかは疑問点が大きく残るところではありますね。

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